ISO22000取得の経緯と今後の展望
ISO22000取得の経緯と今後の展望
人材サービスで初のISO22000当社は、2008年10月、人材サービスでは日本で初めてISO22000を認証取得いたしました。食品製造や食品流通に携わる派遣スタッフへの食品安全教育をはじめとするマネジメントシステムを運用し、食品安全に危害を及ぼす原因の予防と排除に努め、安全で安心な食品の提供をサポートさせていただいております。 |
< 2008年10月認証登録 >
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取得を決断した理由創業当初から食品製造や食品流通にかかわる企業様とのお取引きが多く、それらの企業様に安心してご利用いただける人材サービス会社となることを追究してまいりました。そういった中で、様々な情報交換を通じ、食品安全に関するマネジメントシステム(ISO22000)の存在を知った次第です。当社は、既にISO9001やプライバシーマークを取得し、マネジメントシステムが全社に浸透していましたので、ISO22000に対する仕組みの理解にはさほど時間はかかりませんでした。ただ、人材サービスでの認証取得は前例がなかったため、審査会社とも打合せを重ねることで、人材サービスに順応したISO22000を確立し、2008年10月に認証を取得することができました。 |
ISO22000構築に際しての注意点やこだわり
本社研修室で、年4回PDCAサイクルの運用状況確認や食品事故のケーススタディなどの勉強会を実施しています
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審査会社に確認をとりながら、人材サービスの |
導入してよかったところ、変化してきたところ当社では、全社員に対し、定期的な食品安全教育を実施することにより、食品安全衛生に関する知識レベルが向上しました。また昨年は、「食中毒原因菌の主な特徴と感染症状について」、「インフルエンザの原因・予防、効果的な食事」など、5年間続けてきた教育の総仕上げテストを実施し、食品関連企業様とのご商談時等でも、当社営業担当者が自信をもってご対応できるように、継続した研修を実施しております。 |
教育資料は、「見やすく、わかりやすく、伝わりやすい」を心掛けて構築しています
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今後の取り組みについて昨今の食の安全・安心を根底から覆すような食品業界における諸問題により、消費者の食品安全に対する関心は、今まで以上に高まっています。よって、食品製造や食品流通に携わる派遣スタッフはもちろんのこと、当社管理職・営業社員についても、消費者や食品関連企業のニーズを正確に把握するための知識と意識の強化が必要です。そういった中で、食品安全衛生教育は当社の責務と考えております。また、マネジメントシステムを継続的に見直し、人手不足の時代に合った“使えるISO22000”に改善し続けることで、『食品安全に強い人材サービス会社』を目指しております。 |