日頃の接し方 - 保護者とのよりよい関係づくり

日頃の接し方

うまくいく10の法則
その1
初めて会うときは、【外見】【態度】【表情】【喋った感じ】 に十分気をつける。
一度ついてしまった第一印象は、なかなか変える事ができません。十分注意しましょう。
その2
こちらからすすんで話しかけましょう!
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保護者は、自分から話しかけるのは苦手だけれども、聞きたい事は様々あるものです。保育士のほうから話しかけてもらえれば、非常に喜びます。保護者と会う際はこちらから積極的に話しかけましょう。人は自分と親しく話しをしてくれる人を好きになるものです。
その3
笑顔で答えられる質問をしよう!
園児と日常会話をしている内容を覚えておいて、保護者しかわからない質問をさりげなく会話の中に挟み込みます。「〇〇ちゃんはパパとお風呂に入るのが楽しみなんですね。」「お母さんのハンバーグが一番美味しいといってました。隠し味に何か使われてますか?」など、いずれも保護者は笑顔で応えてくれます。
その4
短時間でも1対1の関係を!
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ひと言ずつでも、ひとりひとりと話をすることが大事です。保護者が10名いたとします。そこに1対10の関係を作ろうと思うのではなく、1対1の関係を10個作ろうと考えるのです。保護者ひとりひとりと毎日30秒でも話しをしようと心がけていれば、3日ほどで全員とコミュニケーションはとれるはずです。
その5
日ごろから感謝の気持ちを表す(伝える)!
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保護者に読んでもらうお知らせなどには、そのどこかに、保護者に対する感謝の気持ちを表す文言を入れるようにしましょう。「ありがとう」の言葉を言われると恐縮し、「こちらこそ」という気持ちになります。
その6
笑顔になる話を先にすると、困った事も落ち着いて聞くことができる!
保護者にいいにくい話がある場合は、その話をいきなり切り出さないようにしましょう。まずは、保護者が笑顔になる話をします。そしてその後に、思いついたかのように「あっ、そうそう、お母さん、実はですね・・・」と続けると、いきなり切り出したときとは全然違う反応が返ってきます。
その7
感心したら、口に出して褒めよう!
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まずは保護者の感心するところ、いいなと思う所を探しましょう。「すごい」「きれい」ということではなく、「いつも元気で明るい声ですね」や、提出物を持ってきたら「提出物、いつも早いですね」など、保護者が当然のようにやっていることを褒めるのです。
その8
保護者への「お願い」は、気持ちを入れて丁寧な言い方で。
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保護者にお願いする時は、丁寧さのもう一歩先の思いやりを持ちましょう。例えば、「遅れるときは、事前に連絡してください」よりも、「心配なので、遅れるときはご連絡いただけると助かります」と言えば、素直に「わかりました」となるはずです。保護者に気持ちが届きます。
その9
小さなことでも子どもの様子を伝える!
「今日、お友達におもちゃを貸してあげていましたよ。優しいですね」など、微笑ましかったことや何気無いしぐさがかわいかったことを伝えると、それだけで保護者は「わが子をよく見てくれている」と思うのです。こういうことの積み重ねで先生への信頼度が高まります。
その10
連絡帳には、微笑ましいエピソードを中心に
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連絡帳を読んで思わず笑顔になるようなコメントが書かれていると保護者は安心し、普段の保育全体にも満足感を抱きます。そしてもしも、保育中のことで保護者に伝えたい「困ったこと」があるならば、文章ではなく、会った際に口頭でこっそり伝える事をおススメします。書く内容には十分注意しなくてはなりません。