ご自身の介護経験をきっかけに訪問ヘルパーとしてスタート!

スタッフインタビュー
介護ヘルパー(訪問介護職員)

今回は、介護ヘルパー(訪問介護員)として働くスタッフの方にお話を伺ってきました。
週に6日、忙しく、かつ明るく元気一杯に取り組まれています。
では、早速インタビューを始めましょう!

★こんにちは。本日はよろしくお願いいたします。
こんにちは。よろしくお願いいたします。
訪問ヘルパーの写真1
★では最初に、現在担当されているお仕事内容についてお聞かせください。
はい。介護ヘルパー(訪問介護員)として、一般家庭への訪問介護の業務と、グループホーム内での業務、2種類の介護業務を週に3日ずつ担当しています。
特に、訪問介護では、個人のお宅を訪問し、買い物や家事、病院への付き添いなどといった生活介助と、着替えや入浴などの身体介助を行っています。
★このお仕事に就かれたきっかけ・動機は何ですか?
もともと人とのかかわりが好きで、お年寄りや身体の不自由な方の役に立ちたいと思っていました。
その後、自分の伯母や母親の介護をすることになったのですが、その時にヘルパーの方々の働きぶりを身近に見て、自分もあのようになりたいと思ったことがきっかけです。
★新しいお仕事の求人情報はどのように探されますか?
以前はハローワークに求人票を見に行ったりもしましたが、最近はネットの求人情報が頼りです。肌身離さず持ち歩いているスマホで、いつでもどこでも求人情報が見れますから(笑)。今の仕事もスマホから「サポナビ」にアクセスして見つけました。
★現在のお仕事で、一番やりがいを感じられていることは、どのようなことですか?
やはり、利用者の方から感謝の言葉を頂いた時にやりがいを感じますね。
「あなたがいてくれると元気が出る」と言って頂いたり、「今度はいつ来てくれるの?」などと聞かれると、自分がその方のお役に立っていることを実感します。
★では、特に気を付けておられる点は、どのようなことですか?
個人のお宅での業務、施設内での業務にかかわらず、守秘義務を守ることです。仕事柄、どうしても個人のプライバシーに接することが多いのですが、絶対に口外しないよう特に気を付けています。
★一方で、苦労される点は、どのようなことですか?
お年寄りの中には、認知症やうつ病の方もおられます。そのような方の中には、感情の起伏が激しかったり、ちょっとしたことで暴れ出すような人もおられますので、声がけのタイミングやお話をする内容などにも気を遣う必要があり、接し方が難しいですね。でも、そのような方とも、心が通い合う瞬間はあるんですよ。
★お仕事を通して、何か学ばれたことがあれば教えてください。
利用者の方は、自分よりも年上ですから、皆さん人生経験が豊かです。ちょっとした「生活の知恵」など、自分にも役立つことを教わる機会が多いですね。
★ところで、「ヘルパー2級」の資格は、どのような方法で取得されましたか?また、その時の感想などお願いします。
4年前に、3ヵ月コース(土曜日・日曜日)の講習を受講して取得しました。
講習の他にレポートの提出もあって、結構大変でしたね。特に、特別養護老人ホームでの実習を2日間受けたのですが、重度の方を対象とした実習で、非常に厳しいものでした。でも、その経験は今も役立っています。
★今後新たに挑戦してみたい資格はありますか?
現在よりもさらにレベルアップしたいと考えているので、ケアマネジャー(介護支援専門員)にチャレンジしたいです。
受験資格として実務経験が5年以上必要なので、私の場合、3年後には受験が可能となります。試験はかなり難しいそうですが、何とか頑張ってみようと思っています。
訪問ヘルパーの写真2
★最後に、これから介護関係のお仕事を目指す方へのアドバイスをお願いします。
介護に携わる者の最も大切な姿勢として、「利用者の立場を尊重すること」を常に意識していただきたいと思います。 このことは、ヘルパー2級の講習でも最初に教わったことなのですが、利用者の方には一人の人間として尊厳があり、生きる権利があることを忘れてはなりません。
例えば、ヘルパーの方の中には、つい親しみを込めて、利用者の方を「○○ちゃん」とか、「おじいちゃん」「おばあちゃん」などと呼ぶ人もいますが、相手の方の立場に立ったとき、ご本人はどう感じられるでしょうか? 私の場合は、自分のポリシーとして、必ず「○○さん」と、その方の姓で呼ぶことにしています。
★今回のインタビューを通して、介護ヘルパーとして、利用者の立場を尊重し、現場でのお仕事に誇りと責任感を持って、真剣に取り組んでおられる姿勢がとても印象的でした。本日は、お忙しい中、ありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。

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