ネットワークを活かし、ケアマネジャーとして活躍中!

スタッフインタビュー
介護支援専門員(ケアマネジャー)

今回は、介護支援専門員(以下「ケアマネジャー」といいます)として働くスタッフの方にお話を伺ってきました。
地域社会に根差しつつ、同時に幅広いネットワークを活かした取り組みを展開されています。
では、早速インタビューを始めましょう!

★こんにちは。本日はよろしくお願いいたします。
こんにちは。よろしくお願いいたします。
ケアマネージャーの顔写真
★では最初に、現在担当されているお仕事内容についてお聞かせください。
居宅介護支援事業所の管理者として、ケアマネジャーと介護福祉士をしています。
ケアマネジャーとは、ごく簡単に言うと、「介護を必要とする人のためにコーディネートをする人」です。
具体的には、要支援・要介護認定を受けた人からの相談を受けて、介護サービス計画(ケアプラン)を作成すること、他の介護サービス事業者との連絡・調整を行うことなどが主な業務ですね。
★このお仕事に就かれたきっかけ・動機は何ですか?
元々は大手住宅メーカーで、土地の有効活用提案の営業や広報の仕事をしていました。その後、いくつかの職業を経験して、より人の役に立つ仕事を志望し、10年ほど前にデイサービスセンターの管理者として介護業界に入り今に至っています。
★転職される時の求人情報はどのように探されるのですか?
昔はハローワークの求人コーナーで求人票を閲覧することが多かったですが、最近は専ら求人情報誌やフリーペーパーで探します。今の仕事は「サポートナビ介護」に自分の希望条件を入力して検索して見つけました。
★勤務先は、どのような種類の事業所ですか?また、職場の雰囲気はどんな感じですか?
居宅介護支援事業所といって、「ケアマネジャーの事務所」と捉えていただくとイメージしやすいと思います。
登録へルパーさんも20名ほどおり、いつもなごやかな雰囲気の職場ですね。
★現在のお仕事で、一番やりがいを感じられていることは、どのようなことですか?
広い視点では、現代社会に必要とされている仕事であることを日々実感できることです。
また、狭い視点では、前職と比べて知り合いが格段に増えたことです。介護の業界では、同業他社とのネットワークが非常に重要で、ケアマネジャーとしてヘルパーさんや他の事業所との繋がりをお手伝いできた時には、とてもやりがいを感じます。
★では、現在のお仕事で特に気を付けておられる点は、どのようなことですか?
ケアプランの作成では、利用者の希望や意見をしっかりと聞いて、利用者やそのご家族が「何を望まれているのか」を的確に把握することが重要です。その上で、最適なプランを提案することを常に心がけています。
★一方で、苦労される点は、どのようなことですか?
あまり苦労を感じないタイプなのですが、例えば、利用者にヒアリングを行う時などに、病状など医学的な知識が必要となる場面もあるので、自分の専門外であっても、関心を持って吸収するようにしています。
★お仕事を通して、何か学ばれたことがあれば教えてください。
ひとつは、自分の感情を抑えて、相手をよく理解することの重要性を学びました。
もうひとつは、社会性の大切さです。介護の業務に携わる人の中には、自分の持つ狭い範囲の専門知識ばかりに捉われてしまう人もいます。でも本当に必要なことは、専門知識以前に、誰もが共感できる一般常識や、人生経験といったことなのです。
★ところで、「ケアマネジャー」の資格は、どのような経緯で取得されたのですか?
介護福祉士として介護の現場を経験した後、さらにステップアップを目指して受験し、2年ほど前に資格を取得しました。
★今後新たに挑戦してみたい資格はありますか?
気象予報士にチャレンジしてみたいと思っています(笑)。
最近のニュースで、気象予報士の資格を持つ警察官が活躍していることが報道されていましたが、介護の現場でも、気象に関する知識は何かと役立つのではないかと思っています。
★お仕事以外のことで、何かチャレンジしてみたいことはありますか?
イラストレーターにもなりたいと切望しています。
現在もイラストを描くことが大好きで、“facebook”のページなどでも公開しているのですが、イラストを通して介護の業界を広く世の中に紹介していければと思っています。
ケアマネージャーの全身写真
★介護関係でよく見るサイトなどがありましたら教えてください。
「介護本舗」というサイトをよく見ます。
実は、サイト運営会社の社長さんと知り合いになったことが縁で、私のイラストとコラムが載るコーナーも作っていただいているんですよ。
★最後に、これから介護関係のお仕事を目指す方へのアドバイスをお願いします。
とにかく「自然体」であることが一番だと思います。
介護業界は決して特別な世界ではなく、利用者の方からの相談や援助にしても、全て日常生活の延長にあるものです。ですから、変に気負うことなく、社会常識をベースにしていかれたらよいと思います。それから、就職は一つの縁でもあるので、求人サイトや求人情報誌…などを幅広く見て、最初からあまり応募先を絞り込まずに、色んな求人案件に応募してみることがよいと思います。そういった中で自分に合った職場との出会いが見つかると思います。
★今回のインタビューを通して、幅広いネットワークや経験を活かしてケアマネジャーの業務に楽しく取り組んでおられることがとても印象的でした。本日は、お忙しい中、ありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。

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