家事の裏ワザ・マメ知識「お掃除編」

家事の裏ワザ・マメ知識「お掃除編」

家事の裏ワザ・マメ知識「お掃除編」

 

台所・キッチン

1. 台所のシンクの汚れには?

A.「小麦粉」と「お酢」
台所のシンクを汚れたからといって、クレンザーやスチールたわしなどで磨き洗いをすれば、台所のステンレスに傷がついてしまいます。傷をつけずにきれいに汚れを落とすには「小麦粉」と「お酢」を使います。小麦粉にお酢を混ぜ合わせてスポンジにつけ、台所のステンレスを磨けば、汚れをとってくれます。また、ステンレスの光沢がなくなってきた場合は、大根の切れ端で磨いた後、レモンの皮で磨くとピカピカになります。

2. ガスレンジの汚れには?

A.「ビール」と「みかんの皮」
ガスレンジの汚れ ガスレンジの汚れは、こまめな掃除を怠ると、汚れがつき、クレンザーなどで磨かなければ取ることができなくなります。でも、軽い汚れなら、「ビール」が有効です。ちょっと飲み残したビールを、ふきんに含ませて拭いてみると、意外に簡単に汚れを落としてくれます。台所の油汚れ全てに有効です。また、「みかんの皮」の白い部分でも、油を吸い取ってくれます。がんこな汚れには、皮の外側の面をギュッとしぼりつけて、それから白い部分で拭いて、布で水ぶきすればきれいになります。

3. 水道の蛇口には?

A.これも「みかんの皮」!
水道の蛇口(金属部分)の汚れにも、「みかんの皮」が効果的です。みかんの皮の白い方で軽くこするだけでキレイになります。

4. 三角コーナーの臭いとヌルヌルには?

A.「十円玉」
台所の流しにある三角コーナーは、イヤな臭いとヌルヌルが発生します。それには、「十円玉」で解消できます。三角コーナーには十円玉を何枚か入れておくだけで十円玉の銅が消臭・殺菌効果を発揮し、臭いやヌルヌルを軽減できるようです。

5. フライパンの汚れを簡単に取る方法

フライパンの汚れを取るには、フライパンをゆっくり火で熱して、お湯につけます。そのあとは少しこするだけで汚れが簡単に落ちます。

6. 食器やお鍋の油とりには?

A.使い終わった「パック麦茶」
油汚れのついた鍋や食器を、使い終わった「パック麦茶」でふき取ると、あとの洗い物が楽になります。また、台所の隅を軽く擦るだけで、あとの台所掃除も楽になります。油くさい汚れもパック麦茶の爽やかな香りと丈夫な紙が吸い取ってくれるようです。

7. 口が狭い水筒や底が深いグラスの汚れには?

A.「たまごの殻」
まず、2・3個分の「卵の殻」を洗って、にぎりつぶして細かくします(完全にばらばらにしなくても大丈夫です)。それと洗剤数滴、水1/3ぐらいを水筒に入れ、ガシャガシャと振れば綺麗になります。これで、手で直接洗えないビンの中などもとても綺麗にできます。

8. お弁当箱や密閉容器の臭い取りには?

A.「米のとぎ汁」
お弁当箱や密閉容器は臭いがつきやすいですが、この臭いを取るためには、「お米のとぎ汁」が有効です。30分ほど浸してから、洗ってすすぐと、臭いがかなり取れます。

9. 電気ポットの水垢をとるには?

A.「お酢」
電気ポットを長い時間使用していると、水垢がたまってきます。大抵は、市販のポット洗浄剤等を使いますが、それ以外にも「お酢」でピカピカになります。まず電気ポットにお湯を入れ、沸騰させます。そして、お酢を大さじ1杯くらい入れて半日ほどおいておきます。その後、お湯を捨てれば、ピッカピカになっています。

10. 湯呑みの茶渋とりには?

A.「塩」
洗った湯呑みの水気を切り(乾燥はさせない)その中に小さじ一杯程度の「塩」を入れ、湯呑みの水気で湿った塩で茶渋の部分を軽くこすると簡単に取れます。もちろん、ティーカップやコーヒーカップ、お皿等の陶器にも使えます。

11. レンジや冷蔵庫の臭いとりには?

A.「トースト」
レンジや冷蔵庫の臭いがつきやすいですが、そんな嫌な臭いも簡単に取り除くことができます。備長炭などが一番有効ですが、もっと手軽にできるのが、「トースト」です。食べ残しのパンでもいいので、それをコゲコゲに焦がしたトーストにし、それを入れておくだけで脱臭できます。

12. 床に落とした卵をふき取るには?

A.「塩」
卵を床に落とした時は、雑巾で拭いても、落としたところや雑巾自体がベトベトして、効果がありません。そんな時は、「塩」を使います。落とした卵に少し多めの塩をかけて5~10分程度おいておくと、卵がサラサラになり、簡単にふきとることができます。

13. 生ゴミ袋の悪臭を消すには?

A.「新聞紙」と「お酢」
ゴミ袋の中底に「新聞紙」を敷くだけで、ゴミの無駄な水分を新聞紙が吸収してくれるので、臭いが軽減されます。また、生ゴミの中に「お酢」を少量かけるだけでも臭いの発生を防いでくれます。

14. 錆びをとるには?

A.「木工用ボンド」
錆びた金属製品などは洗っても擦っても、なかなかサビを落とすことができませんが、「木工用ボンド」をサビに塗って、乾いたらボンドを剥がすだけで、サビを簡単にきれいにすることができます。

15. 猫などのゴミあらしを防ぐには?

A.「殺虫剤」
ゴミの回収日、ビニール袋に入れておいた生ごみが猫などに荒らされることはよくありますが、そんな時は、ビニール袋に「殺虫剤」を吹きつけておくと、効き目があるようです。また、ポリバケツの場合は、灯油を染み込ませた雑巾を、バケツの蓋に挟んでおくと、効き目があるようです。
※灯油を使用される場合は、くれぐれも火気にお気をつけてください。

16. ゴキブリ退治には?

A. 「台所洗剤」
とっさのときのゴキブリ退治には、手近にある「台所洗剤」をゴキブリの気門のある腹部に吹きかけます。ゴキブリの呼吸器に液が浸透して窒息状態になり、すぐに動けなくなります。

17. 料理に大活躍なのは?

A. 「新聞紙」
天ぷらやフライなどの揚げ物を作る時は、キッチンペーパーのかわりに「新聞紙」を使うと、油切れが良く効果的です。また、お魚をおろすときには、まな板の上に新聞紙を置いてその上でおろすと、生臭さや魚の血などの汚れがまな板につきません。そして、そのままくるんで、新聞紙を丸めてポイっとゴミ箱に捨てれば、キッチンペーパー代の節約にもなります。また、台所にカットしておいた新聞を置いておけば、こぼれた水を拭き取ったり、ガスコンロの吹きこぼれを掃除する時に役に立ちます。

18. ポリ袋の収納場所は?

A. 「ラップの芯」
スーパーマーケットなどで買い物をすると、たまってくるポリ袋。便利なので捨てずに保管していると思いますが、保管方法に困ることはありませんか?そんな時は、「ラップの芯」に詰めておきましょう。上から詰めて下から取り出すと便利ですし、ラップの芯はスリムなので、隙間に置いておけば邪魔になりません。
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お風呂

1. お風呂掃除の基本

お風呂掃除 最後にお風呂に入った人が、軽くお掃除をすることが基本です。まず、浴室全体に熱いシャワーをかけ、水のシャワーをかけることで、石けんなどが洗い流され、浴室の温度も下がるので、カビの発生が防げます。そして、残り湯を抜きながら浴槽の内側を洗い、シャワーで湯垢を流します。
なんといっても、カビの発生を防ぐことがお風呂をきれいに保つ一番の方法ですので、浴室に湿気を溜め込まず、できるだけ早く乾燥させましょう。お風呂から上がったら、長めに換気扇を回したり、窓を開けておくなどして、きちんと換気してください。

2. 水垢を簡単に取るには?

A. 「ジーンズ」
お風呂の浴槽や洗面器などについた水垢は、洗ってもなかなか落ちませんが、「ジーンズ」の生地に水を少量つけ、水垢をこすれば、簡単にとれます。シンクやガラスなどでも効果的です。

3. 鏡が曇らないようにするには?

A. 「じゃがいも」
特に冬場は多いのですが、お風呂の湯気で鏡が曇って見づらくなることがあります。そんな時は、鏡に石けんやシャンプーを塗りつけてみましょう。少しの間は湯気をはじいてくれます。長い間、湯気の曇りを予防するには、「じゃがいも」を使ってみましょう。じゃがいもを切り、鏡に塗りつけます。じゃがいものでんぷんが曇りを防いでくれます。

4. タイル目地のカビ予防には?

A. 「ロウソク」
タイルの目地のカビを予防するには、カビをきれいに掃除した後、よく乾燥させ「ロウソク」を塗りこみます。ロウが水をはじき、カビを予防してくれます。
また、アルコールと水、1:4の割合で作った水溶液を霧吹きで拭きつけておくことでも、カビを予防できます。

5. 浴槽に浮いた垢をとるには?

A. 「新聞紙」
槽に張った水に湯垢が浮いていることがよくありますが、「新聞紙」ですくうときれいに取れます。

6. 洗面台の蛇口の水垢をとるには?

A. 「歯みがき粉」
使った後に、必ずから拭きすることがキレイを保つ基本ですが、ついてしまった水栓の水垢には、「歯みがき粉」か浴室用中性洗剤を使います。また、水栓の裏側など、お掃除がしにくい部分には、古いストッキングを使用します。両手で引き合うように磨くと光沢も出てきます。

7. お風呂の洗面器やブラシの汚れには?

A. 「のこり湯」
お風呂場の洗面器やブラシをひとつひとつ洗うのは結構面倒なものです。それらをまとめて洗うには、浴槽の「のこり湯」にお風呂用の洗剤とお風呂用具を入れ、一晩つけておきます。そして翌日に水ですすげば、ガンコな汚れもスッキリとれて、ついでに浴槽の汚れも落ちやすくなります。
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トイレ

トイレのにおい消しには?

A. 「マッチ」
トイレのにおい消し 「マッチ」をするだけで、一瞬のうちに、においが消えてしまいます。マッチに含まれるリンのおかげで、リンが燃える時の独特のにおいがトイレのにおいを消してくれるのです。
※マッチを使用される場合は、くれぐれも火気に十分気をつけください。

リビング

1. 掃除機のかけ方の基本

掃除機のかけ方 掃除機は、力を込めてゴシゴシかけた方が、効き目がある気がしますが、それは全く逆効果なのです。掃除機のゴミを吸う力は、掃除機がホコリを浮かせた時に、初めて発揮されるものなので、強く押し付けてしまうと、掃除機のホコリを浮かす力がなくなるためです。よって、掃除機は、片手で持って前後に、ゆっくりと、軽く振る感じでかける方が、ホコリがたくさん取れます。

2. カーペットのお掃除には?

A. 「ゴム手袋」と「塩」
カーペットというとなかなかホコリが落ちないというイメージがあるかと思いますが、身の回りのものを使ってキレイにすることができます。まず、「ゴム手袋」をはめて、カーペットの上をなぞってください。からみついていた髪の毛などのゴミが浮かびあがってくるはずです。まずはこれを、掃除機で吸い取ります。そして次に、「塩」をカーペットに撒きます。大量にかける必要はないので、1平方メートルに2gくらいをまんべんなく撒いてください。あとはそれをホウキで掃いて掃除すれば、奥の奥につまったホコリを塩の粒でかき出し、さらに殺菌までしてくれます。ホウキで掃いたあとは掃除機を念入りにかければ、驚くほどホコリがとれます。

3. じゅうたんの醤油じみには?

A. 「雑巾」
じゅうたんの醤油じみには、乾いた「雑巾」、水、掃除機を用意します。まず、水を醤油じみ全体に薄くかけ、4つにたたんだ雑巾を上に置き、掃除機で雑巾の全体を使って吸うときれいに汚れが落ちます。

4. カーペットのへこみには?

A. 「アイロン」
家具を移動した時など、カーペットがへこんでいる時があります。へこんだ部分にお湯でよく絞ったタオルを上に置き、中くらいの温度で「アイロン」を当てます。2~3回くらいアイロンがけをすると直ります。あとは、ブラシをかければ元に戻ります。

5. ふすまの掃除には?

A. 「輪ゴム」
ふすまの障子の下には、ホコリがたまりやすいものです。目に付くと気になるけれど、指や掃除機ではうまく取れないので、「輪ゴム」を2~3本用意してください。それを溝の部分に押し込んで、そのまま扉を開け閉めすると、輪ゴムと一緒にホコリがでてきます。

6. 照明の掃除には?

A. 「米ぬか」
照明のお掃除をおこたっていると、汚れがたまっていき、明るさが減少していきます。日常的に手入れする場所でないだけに、大掃除でスッキリとキレイにしたいものです。まず、かさ(プラスチック製の場合)を取り外し、掃除していきます。水拭きしたあと、「米ぬか」をガーゼでくるんだものをぬらして拭きます。米ぬかの成分がキズをコーティングして、ピカピカになります。最後にランプ部分です。水分が入らないように、かたく絞った雑巾を使って丁寧に磨きます。

7. 窓ガラスの掃除には?

A. 「新聞紙」
窓ガラスの汚れは、市販のガラスクリーナーでもかまいませんが、「新聞紙」でも十分きれいになります。新聞紙を水にぬらして軽く絞り、くしゃくしゃにして拭きます。新聞紙のインクが、汚れを吸着して落としてくれます。そのあとは乾いた新聞紙で拭けばきれいになります。新聞紙のインクは汚れを取るだけでなくつや出しの効果もあるので、窓のくもり対策にもなります。また、窓拭きは早朝、曇りの日にやると効果的です。空気中の湿度が高いと汚れも湿気で緩んでくるので落としやすくなります。日の光が強いと、窓ガラスの反射で汚れが分かりづらく掃除しにくいものです。くもりの日や明け方で日の光が強くない時が最適です。

8. 網戸の掃除には?

A. 「掃除機」と「新聞紙」
網戸は、気付かないうちに汚れがついてしまいます。雑巾で拭いても、網目に入った砂やホコリは、なかなか落としづらいものです。そんな面倒な網戸の掃除には、「掃除機」が役に立ちます。砂やホコリを掃除機で吸い取ってしまえばいいのです。しかし、普通に掃除機をかけただけでは、空気を吸い取るだけで、砂やホコリを吸い取ってくれませんので、網戸の反対側に「新聞紙」を貼り付けます。そうすれば、網戸側から掃除機で吸い取ると、より細やかなホコリまでが取れキレイになります。

9. サッシのレール部分の掃除には?

A. 「スポンジ」
台所用のスポンジを用意して柔らかい面をカッターナイフで縦・横1センチ間隔で切り込みを入れます。この時切り込みの深さは「スポンジ」の約半分まで入れます。後はこのスポンジに水を含ませて汚れたサッシのレール部分に1往復こするだけで綺麗になります。その他お風呂のフタや蛇口や扇風機のカバーなどのデコボコした所でもキレイになります。

10. カーテンのお手入れには?

A. 「掃除機」
汚れているカーテンは、そのまま洗っても汚れが落ちにくいものです。レールから外したら、まずは「掃除機」などで表面のホコリを吸い取ります。そのあと10分程度水につけて汚れを浮き上がらせると、さらに洗濯がラクになります。洗った後は生乾きでレールにかけておけば、重みで自然とシワがとれます。

11. ぬいぐるみのお手入れには?

A. 「塩」
ぬいぐるみのお手入れは、大きいゴミ袋と「塩」を用意してください。ゴミ袋の中にぬいぐるみと大さじ1杯ほどの塩を入れたら、口をしばって上下左右に振ります。ぬいぐるみ全体に塩が行きわたったら取りだして、ブラシで塩をはらいましょう。こうすれば見違えるほどキレイになります。
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