インタビュー「2人の姉の影響で・・・」

スタッフインタビュー No.4

インタビュー No.4
今日はどうぞよろしくお願いいたします。
40年前の女性の資格職といえば看護師か保育士or幼稚園教諭
が最も人気の職業だったということで、ベビーブームも重なって引手数多だったのでしょうね。
そうですね。当時は女性が働ける職業はあまり多くはありませんでしたから、資格を持っていればいつでもどこでも仕事に事欠くことはないと。既に姉二人が幼稚園で活躍していましたから、当然のように保育の道を選んでいました。
では、卒業後はその道に進まれたのですね。
いいえ、一般企業に就職しました。
それはどのような理由ですか?
今では考えられないことですが、公立の採用試験に合格したのですが、その後に役所から連絡があって、どこもいっぱいですぐに案内できる園が無いので少し待ってくださいと言われまして、しばらく連絡が来るまでの間、近くの会社で事務員として働いておこうということになりました。
その後、役所からは連絡ありましたか?
いいえ。結局のところ何年も待って、3年が過ぎた頃にこのままでは一生保育士にはなれない!と思い、会社を辞めて、1年間だけの産休対応の保育士の募集に応募しました。
3年も事務職をしていれば、このままでもいいかとは思いませんでしたか?
一切思わなかったですね。保育士は人間的に最も大切な…将来の日本を担う人財を育てる仕事と思っていましたから、事務職とは私の中の重みが違っていました。だから産休対応の仕事が決まった時は、“やっと本来の道に戻れた”と、ほっとしたのを覚えています。
では、1年後はどうされましたか?
正規職員として募集のあった別の園で働きだしました。
業務はハードでしたか?
当時、職員会議が21時頃までは頻繁にありましたし、持ち帰り業務も当然あったので独身でなければ厳しかったですね。
ご結婚されて3人のお子さんを育てられたそうですが、保育士としてその後はどのように続けてこられましたか?
自分の子どもを預けて他人の子どもをみるのはどうしても嫌でしたので、妊娠を機に退職をして、子育てに専念していました。ちょうど3番目が幼稚園に入る頃、知り合い経由で保育士さんが足りなくて困っているけれど、お願いできないかとお話をいただきまして、8年ぶりに短時間のアルバイト保育士として復職しました。
ブランクがあることに不安はありませんでしたか?
不安はありました。でも面接の際に率直な思いを伝えてみましたら、3人の子育てをしているのだからそれだけで十分ですと言ってもらえ、頑張ってみようと決心したのを覚えています。思えば本当に家庭を一番に置きながら、気負うこともなく好きなお仕事に細く長くかかわってこれました。保育士という職業だからできたことかもしれませんね。
潜在保育士さんにメッセージをもらえますか?
そうですね、きっと子どもが好きだったり人の役に立ちたいと思って保育士を目指されたのだと思うので、目の前のさまざまな事が落ち着いたらぜひ保育現場に復帰してみてほしいです。
お話を伺っていると、保育のお仕事はライフワークそのもののように感じました。
好きと思うことを仕事にできるのは、人生も充実するのですね。
今日は貴重なお話をありがとうございました。