インタビュー「いろんな事が成長につながる!」

保育士さんインタビュー

今回は、幼稚園教諭歴2年の若い先生へのインタビューを実施させてもらいました。
現在、勤務先の幼稚園では、21人の三歳児のクラスを担当されています。
すごく前向きな方で、保育に関連する資格を積極的に取得され、今後もいろいろな資格取得を目指されています。
いろんな事にも楽しんでいこうという気持ちをお持ちの幼稚園教諭に、お話をお伺いしました。
笑顔
☆ こんにちは。本日は、よろしくお願いします。
こんにちは。よろしくお願いします。


☆ では、最初に幼稚園教諭を目指されたきっかけを教えてください。
昔、母親が幼稚園教諭をしていて、私が小さい頃から、その時の楽しかった思い出をよく話してくれました。その話を聞いていて、次第に幼稚園教諭に興味を持ち、その道を目指すようになっていました。
☆ 仕事の楽しかった話を聞かれて、子どもを育てる楽しさを感じたんですね。では、幼稚園教諭になってみた感想はどうですか。
そうですね。楽しいことと大変なことが半々って感じですね。私にとって、一番やりがいを感じるところは、子どもの成長をみることができるところです。そんな中、大変なこともありますが、子どもと一緒にいると、“私のことを必要としてくれている”と感じることができるので、大変なことも乗り越えることができます。
☆ 子どもの持っている力は大きいですね。そんな子どもと毎日一緒にいると驚くこともいっぱいあるんじゃないですか。
本当にいっぱいありますよ。子どもの発想力には、毎日驚きの連続ですね。大人が思いつかないことを、ふとした瞬間に言ってきたりしますからね。おもしろいですね。
以前、どしゃぶりの雨で、大きな雷が鳴っている日があったのですが、その時、ひとりの子どもが、「雷さんがおこってるじゃないか」と私に言ってきて、空に向って拝みだしたんですね。そして、どこからかお供え物のみかんを持ってきてたんですね。その姿をみたときは、すごく微笑ましく思いましたよ。
☆ お供えものっていうのが、おもしろいですね。毎日が楽しそうです。今は大分慣れてこられているようですが、幼稚園教諭になりたてのときは、大変だったんじゃないですか。
私の場合、園の環境もあったと思いますが、最初の年から担任を持つことになりました。その時は、初めてのことがいっぱいで、戸惑ってばかりで、分からないことが分からない状態でした。失敗をしながら、いろいろ幼稚園のルールを勉強してきたという感じです。
のぞきこみ
☆ どんな職業もそうですが、最初は大変ですね。でも、今は子どもとうまく信頼関係を築くことができているようですね。子どもと信頼関係を築くためには、遊ぶことも大事なことだと思いますが、喜んでもらった遊びなどありますか。
そうですね。私は、本を見てどんな遊びがあるのかと勉強したりしますが、子どもが喜んでくれた遊びの一つに、「遊園地ごっこ」というものがありました。電車に乗るところから始まり、遊園地に入ります。そして、コーヒーカップやジェットコースターのまねをして遊びます。ひとつひとつに遊びを取り入れているので、喜んでもらえたと思います。また、遊びではないですが、幼稚園の行事に盆踊り大会があって、その屋台で、子どもと一緒に遊んだことが、楽しかったのを覚えています。
☆ では、最後の質問ですが、これからはどんな幼稚園教諭を目指されていますか。
難しいですけど、何でも楽しめるようになりたいと考えています。今は、まだまだ経験が足りないので、子どもに対しても上手く教えてあげることができないこともありますが、もっと勉強して、子どもの良いところをほめてあげて、子どもがのびのびと成長できるようにしてあげたいと考えています。そうすると、子どもも私も楽しむことができるんじゃないかと思います。やっぱり楽しむことが一番だと思います。
ナイスキャッチ
☆ 本日は、ご協力ありがとうございました。
 ありがとうございました。
☆ まだ幼稚園教諭になられて、2年目と若いのに、しっかりとビジョンを持って、夢に向っている姿がとても輝いていました。書道の師範の資格取得を目指されていたりとユニークな性格の方なので、将来ますます素敵な先生になられると感じました。今後もご活躍されることを期待しています。

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