インタビュー「子どもと一緒が毎日たのしい♪」

保育士さんインタビュー

今回は、保育士歴4年の先生へのインタビューを実施させてもらいました。
現在、勤務先の保育園では、24人の二歳児のクラスを担当されています。
やさしい笑顔で、子どもに対する愛情にあふれている保育士さんにインタビューをさせていただきました。
☆ こんにちは。本日は、よろしくお願いします。
こんにちは。よろしくお願いします。屋根の下
☆ では、最初に保育士を目指されたきっかけを教えてください。
小学生までは、小さい子どもと接する機会がなかったので、子どもと一緒にいる楽しさを知らなかったのですが、中学生の頃、親戚の子どもと遊ぶ機会があり、子どもといる時間の楽しさを知りました。そして、子どもと一緒に過ごせる仕事も楽しそうだなと思うようになり、それまでは、動物の飼育員やイルカの調教師になろうと思っていたのですが、そのきっかけで「いっきに保育士を目指そう」と思うようになりました。
☆ 調教師から保育士に夢が変わったのですね。では、実際に仕事にしてみてどうですか。
毎日がとても楽しいですね。毎日の幸せは、私が出勤すると、子どもが「先生おはよう」って言って、私に抱きついてくれるんです。それがとてもうれしいです。
☆ その朝の風景が目に浮かびますね。でも、そのような関係になるにはとても努力されたのではないでしょうか。工夫されていることとかありますか。
特に工夫とかはないですが、愛情をいっぱい子どもに注いであげることが大事だと考えています。愛情を注いであげた分、子どもも同じように愛情を返してくれます。うれしいですね。また、楽しい遊びをすれば、子どもは、その保育士のまわりに集まってきます。
☆ では、そんな愛情いっぱいの子どもたちのどんな所が一番好きですか。
そうですね。無邪気でとても素直なところが一番好きかもしれません。私が笑うと同じように笑ったりします。私たち大人が気づかないことを発見してくれるところもいいですね。また、発表会など、練習ではできていなかったことが、いざ本番になるとうまくできたりすることがあるんです。気持ちが変わるのか、子どもなりに、今やらないといけないと感じるのかわかりませんが、それには驚きますね。そんな驚きなどが、毎日どこかに散らばっているので、どこがというよりは、全部が好きですね。
ボール遊び ピース
☆ かわいい子どもと一緒にいられることが、保育士の一番の魅力ですね。でも、子どもと接するときは、気を使っているのではないですか。また、毎日一緒だと、卒園のときはさびしいと思いますがいかがですか。
はい。子供はとてもデリケートなので、注意すべきところはたくさんありますね。叱るときは、特に気を使います。ダメなことはダメといってあげないと、小学校に行くと、本人がつらい思いをしますからね。かわいいからなんとかしてあげたいと思います。また、卒園するときのさびしさは、0歳児から一緒にいる子どもにはとくに感じますね。その子どもがハイハイして、歩いて、しゃべり出すのをずっとそばで見てきていますから、さびしい気持ちになりますね。そして、卒園する時、泣いてくれる子どももいるので、そんなときは、私も貰い泣きしてしまいます。
☆ では、最後の質問ですが、これからはどんな保育士を目指されていますか。
子どもがまた遊びたいと思ってくれて、大好きになってくれる先生になりたいと思っています。子どもを引き付ける、また会いたいなあと思ってもらえるような保育士になれるように、これからも頑張っていきたいと思います。
しゃがみこみ
☆ 本日は、ご協力ありがとうございました。
ありがとうございました。
☆ 中学生からの夢を実現し、さらに理想の保育士を目指して頑張っておられます。本当に子どものことが大好きで、子どもの将来を考えていることがお話を聞いていて伝わってきました。こんな保育士さんと一緒にいる子どもは幸せだと感じました。

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