経験の積み重ねが今に繋がっています - スタッフインタビュー

スタッフインタビュー
File.01 建築 設計・製図

9時から16時までのパートタイムで働くスタッフさん!
2歳と6歳の二人のお子さんのいる、お母さんでもあります。
ではさっそく、インタビューへどうぞ!


設計・製図のCADスタッフさん
★こんにちは。本日はよろしくお願いします。
こんにちは。よろしくお願いします。
★まずは、どのような職場か教えてください。
木造建築の建築会社でのお仕事です。木材をカットする図面を製図するため、プレカットCADを使って業務に携わっています。
設計の業務は私を含めて3人ですが、他のデスクワークの方々と同じ職場に統合されたので、女性は6人とずいぶん華やかになりました。私のいた製材所とオフィスが分かれていたときは、女性が私1人という状況だったので。。。
★いっきに増えて、お昼時も楽しそうですね。今の職場で、ここがいいなと思うところはありますか?
子どもが2人いて、しかも下の子は2歳なので、急な発熱などでお休みをいただいたり、早退させていただくこともあるんです。そんな時でも快く送り出していただいて、とても助かります。ただ他の方の負担にもなりますので、自分自身はもちろん子どもたちの健康管理には気を遣うようにしています。
★健康は大事ですね!ところで使っておられるのは専門CADになるかと思いますが、ご経験はおありでしたか?
オートCADやJWCADは経験がありましたが、プレカットCADは初めてでしたね。
でも上司の方の説明が聞きやすくて、丁寧に教えていただけるので、すごくやりやすいです。それにCADとしての基本操作は、意外と共通するところも多いんですよ。
ただ製図の前に指示を受ける際、業界で使われる用語がわからないなど、戸惑う部分もありました。単位でいうと尺や寸など、大工さんは当たり前のように使っておられるので。
★ぱっと「一尺」といわれても、イメージが難しいです…そういった知らないことを克服するため工夫されたことはありますか?
とりあえずわからない時に聞いたりだとか、あとは図書館で本を借りて調べたりします。最近はネットで検索して、取り寄せできたりと、とても便利で。専門的な書籍になると値が張るものも多いですし、「これが使えそう!」と書店で思って買っても、案外使わなかったりしますよね。なので、ひとまず図書館で借りて読み、それでもやっぱり手元に置いておきたいと思ったものを買うようにしています。
★図書館は書店で置かなくなったような資料が置いてあったり、かつ無料で便利ですよね!
CADの勉強をはじめられたきっかけは、どのようなことですか?
学校を卒業してすぐ入った会社で、新しくCADを導入するという流れになったのがきっかけでした。その時会社ではじめて導入したので、先輩たちも詳しい使い方はわからない中、みんな手探りで使い始めたんです。
★みんなはじめて…なかなか難しそうな気がしますが。
もちろんサポートセンターに聞いてみたり、メーカーさんに講習を開いてもらったりもしました。
でも案外ゲームみたいな感覚で楽しいんですよ。手探りのまま、線がひけた、図形をかけた、なんてひとつひとつ経験を積み重ねながら、次第に使えるようになりました。
使い始めると、修正する際にも図面が汚れることもないし、なんて便利なんだろうと思いました。慣れてくると似たような過去のパターンをコピーして改変したり、効率が上がるのも良いところですね。
★なるほど。ではこのお仕事の中で、困ったことなどはありますか?
製図し、それをもとにカットされた木材を、現場で大工さんが組み上げる際に、うまくはまらないという時でしょうか。施工は大安の日によく行われるんですが、私たちにとって大安は「今日はうまくいくかな」なんて、少しドキドキする日だったりします。
★組み上げるまでわからない部分もありそうですね。ちなみにこのお仕事のやりがいを感じるのは、どんな時ですか?
やっぱり無事完成した時ですね。途中ドキドキするところもありますが、自分の関わったものが実際に目に見える形になった時は、本当に嬉しいです。
★このお仕事の醍醐味でもありそうですね!では働く中で気をつけておられることはありますか?
さっき少しお話しした通り、健康管理でしょうか。出来る限り他の人にご迷惑をかけないよう、気をつけています。あとは「報連相」ですね。疑問や不思議に思ったことは、自分の判断で行うのではなく、上司に確認するようにしています。聞いて損はないですよね。
★そんな中で自分自身が成長したと思われるのは、どんなところですか?
CADについて、質問などに一通り答えられるようになったことでしょうか。これまで様々な職場で、いろいろな経験をさせてもらえたおかげかと思います。私は資格は持っていませんが、積み重ねた経験はとても大切なものです。今もExcelやPowerPointの便利な使い方を伝えたり、ただ教えてもらうだけでなく、お返しできる強みを持てたのも成長したポイントですね。
★では今後チャレンジしたいことを教えてください!
CADとはあまり関係がないんですが、日本の文化を改めて学びたいと考えています。
主人が海外の方と接することが多く、そんな時自国の文化を紹介できたらいいかなぁ…と。着物を自分で着付けしたり、お花やお茶などもいいですよね。

★さらっと着物を着れたりすると、かっこいいですよね!最後にこれからCADを勉強してみたい、仕事に活かしたいと考えている方へのメッセージをお願いします!

CADにチャレンジしたい方へのメッセージ
CAD自体は難しいものではなくて、線を引いたり、箱を描いたりと、ゲームみたいな感覚です。そこから専門性を高めていく。まずは「誰でもできる!習うより慣れろ!」です(笑)
そうやって基本操作ができるようになった後は、職場ごとのスタイル・やり方があるので、それに染まっていくのがいいと思います。職場によって本当にやり方はいろいろなので、入ってみないとわからない。その前にどんな経験があったとしても、基本操作ができるけど、あとは「一から始める」というスタンスで臨んでみて欲しいなと思います。
★どんな職場・業務であっても、やってみて慣れるのが一番ですね。
私も常に新しい気持ちで臨みたいと思います。
今日はお話をありがとうございました!
こちらこそ、ありがとうございました!
オススメのリフレッシュ方法は「温泉へ行くこと」だそうです。健康管理にも役立ちそうですね。
丁寧に質問にお答えいただく中にも、一本芯が通ったような姿勢が素敵でした。
お仕事に対する姿勢はもちろん、最近のCADの高性能ぶりや、喫茶店のモーニングについてなど、楽しいお話がたくさん伺えました。本当にありがとうございました!