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数字にまつわるエトセトラ10章

毎日至る所で目にする『数字』。
生活になくてはならないそんな『数字』に、スポットを当ててご紹介します。
1.

数字の概要

  現代日本では、アラビア数字や漢数字、ローマ数字などが使われています。数え方としては、十進法を中心に、十二進法や六十進法、コンピューターなどでは二進法なども用いられています。
  数字という概念によって人々の価値観は固定化され、貨幣価値や重量、広さなどを共通認識として理解することができるようになりました。

2.

海を越える数字

  日本では算用数字ともよばれるアラビア数字は、古代インドを発祥とし、アラビアそしてヨーロッパへと伝わっていきました。

海

  ですが日本国内では、漢数字や算木(後に使いやすく発展させた算盤が用いられる)が中国より紀元前に伝わり、それに伴い計算方法がすでに広まっていました。そのため、日本をはじめ中国から文化が伝わったアジアの国々では、なかなかアラビア数字は定着せず、19世紀頃から広まり始めました。
  筆算よりも算木を用いて計算する方が早く、かつ高難度の計算が行えることもあり、取り入れるメリットがあまりなかったんですね。

3.

日本での数字

  ご紹介したとおり、日本では長く中国から伝わった表記や計算方法が重んじられていました。
  今もその一端が見られるのが『漢数字』。象形文字・甲骨文字が発達してできたこの漢数字には、アラビア数字と同じ零(○)から九に加え、十・百・千・万といった単位や、今はあまり使われなくなった廿(にじゅう)・卅(さんじゅう) ・卌(よんじゅう)といった複合数字があります。
  すぐに計算しなければいけない時に、漢数字を並べられてもピンとこない部分もありますが、ただ表記するだけなら案外漢数字も便利なものです。たとえばアラビア数字なら『10000000』なんて表記されるものが、漢数字だと『一千万』の3文字で表わすことができます。そう考えると、どちらも使えるのはすごくラッキーなことなのかも!

4.

コンマの位置

金額などの数字を記入する際、必須といっても過言ではない記号「,」。
金額が大きくなればなるほど、コンマで区切らないと見づらくなってしまいます

お金

  たとえば100万円をコンマを入れずに書くと「\1000000」となり、見づらいですよね。やはり「\1,000,000」とした方が、分かりやすくなります。
  3桁毎に区切るのがコンマの基本的な使い方ですが、日本の感覚で行くと「千」と「万」の間で区切られるイメージがあり、慣れるまでは少し違和感があります。しかし、英語だと「百」と「千」の間で区切り、「one thousand ,ten thousand…」と続いていくので、取り入れた西洋との文化の違いが、この辺りに表れているのでしょうね。

5.

海外の数字

  海外で用いられる数字として、アラビア数字以外に『ローマ数字』があります。このラテン文字を用いた表記法には、見覚えのある方も多いはず。Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ…とゲームのシリーズが続いていった、なんてこともありますよね。
  古代のローマやエトルリアの畜産農家が、飼っているヤギを管理するために用いたのが始まりといわれています。木の枝に文字を刻み付け、全頭戻ってきたか確認するために使用していたようです。
ヤギ
アラビア数字 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
ローマ数字 -

  上のアラビア数字との比較表でもわかる通り、使用している文字自体が直線的です。
  ローマ数字は、同じ文字を4回以上並べずに表記することが原則。Ⅰ・Ⅴ・Ⅹといった区切りの字を中心に、そこから他の文字を増やす場合は右に、減らす場合は左に字を並べます。なので5から1増やした6はⅤ+ⅠでⅥになり、5から1減らした4はⅤ-ⅠでⅣになります。慣れるとパズルのようで面白いですね!

6.

数字の仕組み – 二進法 –

  二進法は、0と1で表し、それ以上になる場合は位を上げて表記します。ですので、0・1・10・11・100・101・110・111…という順で増えていきます。

十進法 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
二進法 0 1 10 11 100 101 110 111 1000 1001 1010

  ちなみに十進法で0から10という数字を二進法に置き換えてみると、上の表になります。十進法で日常を送っていると、なんだか理解しづらい気もしますね。十進法で2桁の数字が、二進法では4桁になっています。このあたりからも、日常使いにはあまり向いていないことが分かります。
  日頃あまりなじみのないこの二進法は、コンピューターなどの電子機器で多く用いられています。ONかOFFか、有か無かの組み合わせの電子機器には、もってこいの記数法といえます。

7.

数字の仕組み – 十進法 –

手

  現在身の回りにある数字には主にこの十進法が用いられています。ご存知の 通り、0から9までで表し、それ以上になれば位を上げていきます。慣れ親しん だわかりやすい方法ではないでしょうか。
  この十進法は人の指の数から発展したと言われています。昔から十進法が広 い地域で使用されてきた背景には、自分自身の体という身近なツールがあった からかもしれませんね。

8.

数字の仕組み – 十二進法 –

  鉛筆1ダースといえば12本入り。同じ名前のチョコレートも12コ入りだったりすることでもお馴染みの十二進法ですが、他にもこの十二進法は意外と身近な所で使われています。
  たとえば『干支』。この中の十二支は年賀状のデザインとしても多く用いられ、子・丑・寅・卯…と続いていきます。ご存知の通り、12年をワンセットで考えられています。またこの十二支は、明治5年にグレゴリオ暦が採用されるまで、時間や方角を示すのにも用いられていました。
  今も1年は12ヵ月で成り立っています。案外変わらないものですね。

9.

数字の仕組み – 六十進法 –

  六十進法は、60で単位が一つ上げて表記します。代表的な例としては、時間がわかりやすいでしょう。1時間は60分であり、1分は60秒。「1時間は60分である」とは言いますが、実際に時間をう場合はたとえば1時なら

時間

「1時59分」が 最後で、1分後は単位が上がって「2時」になるわけです。
  また旧暦が用いられていた頃は、十二支と十干を組み合わせて六十干支とよび、年や日を表していました。60歳になると還暦と言われますが、この六十干支が一回りすると60年、つまり一周して一区切りしたというお祝いになります。昔からの生活に根付いた数え方ですね!

10.

意外とスピリチュアルな数字

  「数秘術」というものをご存知でしょうか?
  占いの一種で、古代ギリシャのピタゴラスが創始者とも、エジプトやバビロニアが発祥とも言われています。この数秘術は、カバラやタロット、そして宗教的概念が混じりながら、今日まで伝わってきました。数秘術は、誕生日や数字に置き換えた名前などを足していき、最後に残った1桁の数字、もしくは11や22といった数字から占います。
数秘術
たとえば「1998年10月14日」生まれを占いたい場合は
1+9+9+8+1+0+1+4=33 → 3+3=6 ※この場合「6」で占います。

数秘術における数字の意味(一部)

積極的・リーダーシップ・正義感
優しさ・柔軟性・繊細
楽観的・順応性・個性的
保守的・誠実・合理性
自由・革新的・好奇心
優しさ・責任感・バランス
自律性・完璧主義・一匹狼
情熱的・実行力・野心的
感受性・マイペース・自己犠牲
11 平和的・直観的・理想主義
22 社交的・計画的・パワフル

  結果の中で、奇数はどちらかと社交的(精神面重視)、偶数は内向的(物質面重視)な傾向があるのだとか。この数秘術以外に、易占(えきせん)で用いられる卦にも、二進法と共通する規則性を見ることができます。 数学から占術が発達したというよりは、ルーツは同じものが月日を重ねることにより、独自に進歩してきたといえるのでしょう。

日常使っている数字にも意外な一面やルーツがあったり、驚きの使われ方をしていたり…
あなたの周りの数字も、是非見直してみてくださいね!