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観葉植物‐癒しの小部屋‐

ご存知ですか?

日本 観葉植物の歴史

日本で観葉植物が親しまれるようになったのは高度成長期の昭和30年頃ですが、植物を鑑賞目的として愛でる歴史は古く、平安時代には貴族など一部の人々の高尚な趣味として「盆栽」がたしなまれていました。
江戸時代では万年青(おもと)や万両などの実葉の美しい植物は、品種改良が盛んに行われ番付もされていました。その頃になると職業・階級にかかわらず多くの方が姿かたちの美しさを競い、愛でていたようです。「盆栽」は日本文化としてわびさびの趣にもよく合い、茶の湯にも欠かせませんね。

しかし近年、「手入れが難しい」「年配者の趣味」といったイメージが固定化して、一度は生活様式の欧米化と共に植物を愛でる文化は若年層に縁遠いものになっていったのですが、昭和50年代に入ると、海外から多くの観葉植物が流通し始め、景気に後押しされるかのように、熱帯や亜熱帯の大型で珍しい植物が、リゾートさながらにインテリアや装飾品としてオフィスに取り入れられるようになりました。まだまだ個人が育てるには手軽さはありませんでしたが、環境劣化やストレスが社会問題となっていた頃、室内で育てられる「観賞用植物=観葉植物」は癒しのアイテムとして幅広い層の方々から支持を得ました。個人のお祝いシーンにも使われだしたのもこの頃です。

その後は景気の後退と共に、大型の鉢植えから個人で楽しめる小さなサイズの人気が高まり、栽培方法もハイドロカルチャーやテラリウムといった、自分流にアレンジができて簡単で衛生的な栽培方法も確立されてきました。今では生花店よりも雑貨店・インテリアショップで見かける方が多くなったと思います。そして一度は若年層から敬遠された日本文化の一つ「盆栽」はヨーロッパで人気に火が付き、今では世界中に愛好家の輪が広がっています。「園芸」は
ガーデニングと呼ばれて若年層に親しまれるようになりました。最近の研究者からは、観葉植物の健康効果も立証されるなど、ますます私たちの暮らしの中に根付きつつあります。
私も小学校の頃から植物を育てることが大好きで、現在もお気に入りの観葉植物を大切に育てています。そんな中、物言わない植物から感じる事や学ぶ事も多く、何より手軽に癒されますよ。まずはあなたの生活に合ったお気に入りを探してみてはいかがでしょうか?

贈り物にしたい観葉植物ベスト

  • 多幸の木ガジュマル
    花言葉
    とても丈夫で比較的育てやすく、独特の形が人気の観葉植物です。
    風水アイテムとしても用いられ、金運アップに効果があると言われています。沖縄では幸運をもたらす精霊(キムジナー)の宿る木と言われ、大きく育ったガジュマルの気根の間を恋人と通ると幸せになるという言い伝えもあります。
    多幸の木ガジュマル
  • サンスベリア
    花言葉
    ほとんど世話要らずのため、造花と間違われるほどです。
    最近はマイナスイオンを大量に出すと話題になりました。「ローレンティー」という品種がとてもメジャーなのですが、「シリンドリカ」という品種は姿が面白く、オブジェとしての人気も高いです。
    この種はみな葉が肉厚で尖っていて、その色形から「虎の尾」「剣葉」とも言われます。可愛いですよ。
    サンスベリア
  • ウンベラータ
    花言葉
    大きな種類でおすすめなのがウンベラータです。
    この語源がアンブレラ=傘。その名の通り大きなハート型の葉が人気の秘訣です。樹勢が美しくインテリア雑誌などでもよく紹介されていて、お店でもよく使われるおしゃれな観葉植物です。風水では丸みのあるハート型の葉っぱは愛の象徴とされていて、出会い運・金運アップに効果があるそうです。少し寒さに弱いので、温度調節されやすいリビングで楽しむのが適しています。
    ウンベラータ
  • モンステラ
    花言葉
    エキゾチックな雰囲気が人気の植物です。
    とても丈夫で、耐寒・耐暗性があり、どんな場所でも比較的容易に育てることができます。
    風水では南に置くと金運アップになり、葉は魔除けの効果があると言われています。
    モンステラ
  • シュガーバイン
    花言葉
    葉の裏に甘い樹液をつけることからこの名がつけられました。
    テーブルに飾るインテリアグリーンとしてオススメです。
    手のひらを広げたような愛らしい葉っぱがふわふわと茂り、5月~6月ごろはツルがどんどん伸びてくるのでお好みの形にカットしてください。カットしたツルをグラスに挿せば新しい根を出すこともあり、比較的育てやすいです。
    シュガーバイン

ちょっと

こぼればなし

古代より一年中緑を保つ植物は長寿と繁栄のシンボルとされ、ギリシャ神話の中でも月桂樹は邪気を払う霊木と崇められています。現代でもスポーツ競技者に勝利と繁栄のシンボルとして冠が贈られるシーンはおなじみですね。(料理に使う「ローリエ」の名でご存知の方も多いのでは。)
日本の大手酒造メーカー「月桂冠」は、1905年(明治38年)に、勝利と栄光のシンボル「月桂冠」を商標登録し酒銘として使いはじめました。当時はとても斬新・ハイカラなネーミングだったそうですが、今では歴史ある社名として確固たる地位を築くまでになっています。勝利と栄光は伊達ではありませんね。

他にも、神事に使われる「さかき」は神の依り代として古くから使われており、その歴史から後に「榊」の漢字が作られました。人と植物のつながりは奥が深くて興味深いです。