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世界の主食

主食とは

遠い昔、私たち人類の祖先は、木の実の採集や動物の狩りをして暮らしていました。季節や天候によって確保できる量が大きく左右されるため、常に飢餓の心配がありました。そして、この「採る」から、牧畜や農耕の「作る・育てる」第一次生産へと移行します。これにより、日々の活動の重要なエネルギー源となる主食を入手しやすくなりました。
主食となるには、他の作物より量が多く、毎年安定して手に入れられるものでなければなりません。これらの条件に当てはまるのが、米・小麦・トウモロコシ・イモ類・豆類です。なかでも、米・小麦・トウモロコシは3大穀物と呼ばれ、世界の人々の暮らしを支えています。

生産量の多い国ランキング

主要穀物の生産量の順位を見てみると、主にアメリカと中国が首位を占めています。
世界最大の農業生産国であるアメリカは、広大な土地を機械で管理した大規模農業の経営としても有名です。
約13億の人口を抱える中国では、食糧生産量だけでなく、消費量も多いため輸出入は少ない状態です。

【3大穀物】

  • 中国

  • インド

  • インドネシア

  • バングラデシュ

  • ベトナム

  • 中国

  • インド

  • アメリカ

  • ロシア

  • フランス

〔 食用 〕

  • アメリカ

  • ナイジェリア

  • メキシコ

  • ハンガリー

  • インドネシア

〔 飼料用・原料用 〕

  • アメリカ

  • 中国

  • ブラジル

  • アルゼンチン

  • ウクライナ

【その他の穀物】

ジャガイモ
  • 中国

  • インド

  • ロシア

  • ウクライナ

  • アメリカ

大豆
  • アメリカ

  • ブラジル

  • アルゼンチン

  • 中国

  • インド

米 (コメ)

米
分  類 イネ科イネ属・一年生植物
原 産 地 アッサム(インド北東部)と雲南地方(中国南西部)
温暖で湿気の多い土地を好み、乾燥した地域での栽培は難しいため、原産地周辺のアジア圏での栽培が盛んです。
伝  来 米が日本に伝わった経路については、中国や朝鮮から伝わったなど諸説あります。
稲作は3000年以上前に伝わったことが明らかになっています。
消  費 日本、インド、東南アジアなどでよく食べられています。ヨーロッパ南部でも米は食べられていますが、主食としてではなく、数ある料理の中の1つとして扱われます。
種  類
ジャポニカ米

ジャポニカ米

日本人好みのふっくら柔らかな食感と噛むほどに増す甘みが特徴。

インディカ米

インディカ米

形は長細く粘り気が少なめ。世界で最もメジャーな種類。

ジャバニカ米

ジャバニカ米

生産量が少なく珍しい種類。粘り気は少なめ。泡盛の原料にも使用。

料 理 例
餅

ライスペーパー

ライスペーパー

パエリア

パエリア

せんべい

せんべい

フォー

フォー

ちまき

ちまき

日本の主食が米になったワケ!
  • 日本の気候

    日本では最高気温と最低気温の大きな気温差があります。このことが米の実りを良くし、収穫量の多さにもつながっています。

  • 収穫量・保存期間

    比較的安定した収穫量が得られ、さらに長期保存も可能です。

  • 日本人の好みにあった味

    あっさりしていて飽きのこない味で、魚、肉、野菜など、どんなおかずにも合います。
    さらに冷めても美味しいことも特徴的です。

  • 栄養価の高さ

    精白米100gに含まれるお米の成分は、炭水化物(77.1g)、水分(15.5g)、たんぱく質(6.1g)、脂肪(0.9g)、その他(0.4g)です。体を動かすエネルギーとなる炭水化物が多く含まれているため、効率良くエネルギーの摂取ができます。

小麦

小麦
分  類 イネ科コムギ属・一年生植物
原 産 地 中央アジア
伝  来
栽培は1万年前のメソポタミア地方(現在のイラク)で始まりました。紀元前3000年頃には世界に広まり、紀元前2000年には石臼の使用で小麦粉が作られるようになりました。
小麦 原産地
消  費 西アジア、中国北部、ヨーロッパ、アメリカ、北アフリカ、オーストラリアなど
種  類
( 小 麦 )
たんぱく質の量で分けると3つ。たんぱく質が多い順に、硬質小麦、中間質小麦、軟質小麦です。その他にもグルテンを豊富に含むデュラム小麦という種類もあります。
種  類
(小麦粉)
一般的には強力粉、中力粉、薄力粉の3つ。他には、小麦をまるごと挽いて栄養が豊富な全粒粉や、デュラム小麦を挽いたもので黄色みがかった色が特徴的なデュラムセモリナがあります。業務用はさらに細かく分類され、およそ100もの種類があります。
料 理 例
  • 強力粉

    パン

    パン

    餃子の皮

    餃子の皮

  • 中力粉

    うどん

    うどん

  • 薄力粉

    天ぷら

    天ぷら

    クッキー

    クッキー

  • デュラムセモリナ

    スパゲティ

    スパゲティ

加  工 小麦は皮がむきづらいため、皮ごと潰してから皮と実に分け、粉(小麦粉)にします。
この粉に水を加えて混ぜると、小麦に含まれるたんぱく質がグルテンに変化し、粘り気がでて生地がまとまります。これがパンや麺のもとになります。

トウモロコシ

トウモロコシ
分  類 イネ科トウモロコシ属・一年生植物
原 産 地 アメリカ大陸
伝  来 1492年、新大陸を発見した探検家コロンブスがトウモロコシの種子をヨーロッパへ持ち帰ったことがきっかけだと言われています。栽培のしやすさもあり、ヨーロッパ、アフリカ、アジアなどの世界各地へと伝わりました。日本への伝来は1579年、ポルトガル人が南蛮船で運んできたことから始まります。明治時代にはアメリカからスイートコーンである「ゴールデンバンタム」を導入し、開拓に伴って北海道での栽培が本格化。その後、徐々に南下していき日本全体へと広まりました。
消  費 メキシコ、南アメリカ、中央アフリカ など
由  来 名前の由来は、ポルトガル人から伝えられる前に、中国から渡ってきたモロコシと呼ばれる植物に似ていたことからきています。「唐のモロコシ」で「トウモロコシ」となりました。
種  類

普段私たちがトウモロコシとして食べているのがスイートコーンと呼ばれる種類です。
この他にも様々な種類が栽培されています。

スイートコーン(甘味種) 柔らかく糖度が高い・食用でもっとも馴染みがある
ポップコーン(爆裂種) お菓子のポップコーンに使用
デントコーン(馬歯種) コーンスターチに使用・飼料用
フリントコーン(硬粒種) トルティーヤに使用・食用と飼料用
ワキシーコーン(もち種) モチモチとした食感・実の色が黒や紫のものもあり
ソフトコーン(軟粒種) 実が砕けやすいのが特徴

スイートコーンはさらに細かく3つに分類されます。

ゴールデンコーン

ゴールデンコーン

粒が黄色いタイプ
スープにおすすめ

シルバーコーン

シルバーコーン

艶がある白粒タイプ
甘みは強め
サラダにおすすめ

バイカラーコーン

バイカラーコーン

日本で主流の2色タイプ
黄色と白が3対1の割合

料 理 例
トルティーヤ

トルティーヤ

乾燥させたトウモロコシを粉にし、
水で練って平焼きにしたもの

ウガリ

ウガリ

トウモロコシやほかの穀物を混ぜて、
お湯を入れおかゆのようにしたもの

トウモロコシの食用以外の用途
  • 漢方

    トウモロコシのひげは、漢方の「南蛮毛(ナンバンモウ)」として重宝されています。
    成分にシトステロール、硝酸カリウムなどを含みます。主な効能は利尿作用。

  • バイオプラスチック

    トウモロコシからは、ポリ乳酸と呼ばれるバイオプラスチックを作り出すことができます。
    トウモロコシが使われる理由としては、デンプンを多く含む他の植物と比べても、多くのポリ乳酸を作り出せる点が挙げられます。

  • 米や小麦は、ほとんどが食用として利用されますが、トウモロコシは工業用としても多く利用されていることが特徴的です。

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